明けましておめでとうございます!!!!
今年もどうぞよろしくお願いします~!
読書ブログだし、正月暇だし、2022年に読んだ本たちをまとめてみようかしら、と思い立ちました。暇だし……。まだ2日しか経ってないのに、読書メーターによると4冊も読了しているらしいんですよね私……。しかも2日は本読んでないのに……。
2022年は126冊読んだらしいです! 面白い本しか読んでないんですけど、今回はその中でも全人類に読んでほしい作品をまとめてみました。あらすじとか面倒くさいので紹介しません! とりあえず全部の小説を読んでね。
ラノベから小説まで! ラノベと小説の区分けは私の主観で行っています。
ラノベ編
『花神遊戯伝 全11巻』糸森環著/角川ビーンズ文庫
本当に本当に苦しいけれど、それを乗り越えたら最高の気分になります。堪えて堪えて頑張って読みましょう。大丈夫! 飴と鞭はセットだから!
これは小声なんですけど、花神遊戯伝を苦しみながら読み進めている人間を私は見たい。以下は苦しんでる私。
飴と鞭はセット‼️‼️って自分に必死に言い聞かせながら永遠に読み続けている
— 夏(📚) (@summer_kbut) January 7, 2022
『月と夜の物語 全3巻』小椋春歌著/ビーズログ文庫
余裕ない男が好きな人は読んでください。表紙はめちゃめちゃ涼しい顔してるけど、そいつはヒロインに振り回されてボロボロになります! 楽しいね!
彼に守られるのはありがたいけど、逆に彼から犯人を守らなきゃっていう気分になる
「ここまで煽っといて違う!? どういうことだ!?」
などの言葉にピンとくる人は読むべきです。私も読み返したくなってきた。
小椋先生らしい、めちゃくちゃ笑える話です。小椋先生のギャグセンス最高だから、これが好きなら他作品もおすすめです。
『十三歳の誕生日、皇后になりました。 既刊7巻』石田リンネ著/ビーズログ文庫
飄々としつつもヒロインに振り回されるヒーローが好きなら読んでください。たのむ。私は暁月が大 大 大好きです。暁月視点になるたびニッコリしてる。
早く大人になった莉杏と暁月を見たいよ。……いやうそ、もう少しこの状態の二人を見たいです!
『茉莉花官吏伝 既刊13巻』石田リンネ著/ビーズログ文庫
天才ヒロインが好きなら読んでください。たのむ。
茉莉花官吏伝の凄いところは、天才の成長が感じられるところだと思います。茉莉花のこと、怖いな……って思うようになってからが本番です。茉莉花は化け物ですが、その茉莉花を飼いならしてる珀陽も化け物なので、お似合いだと思います!(褒め言葉)
『探偵は御簾の中』汀こるもの著/講談社タイガ
平安時代のお話なので、探偵であるヒロインは外に出ません! タイトル通り、御簾の中から推理します!
ミステリーだけど、私はヒロインとヒーローの二人にめちゃくちゃ萌えました。頼むから1章終わりまで読んでくれないか? そうすればきっとページをめくる手が止まらなくなります。
自白するとまだ1巻しか読んでない。続き、読まなきゃ!
『私が大好きな小説家を殺すまで』斜線堂有紀著/メディアワークス文庫
私がこんなにおすすめしてるんだから読んだよね? さすがに。
同著者の他作品もどんどん読んでいきたい。斜線堂有紀、既刊が多すぎる問題。筆が速すぎる……。
『キネマ探偵カレイドミステリー 全3巻』斜線堂有紀著/メディアワークス文庫
映画が観たくなるミステリー。登場人物たちのキャラクターが良すぎる。
斜線堂先生の文章ってリズム感が良いよね。私は奈緒崎の心の声が大好きです。
『幽霊伯爵の花嫁 全8巻』宮野美嘉著/ルルル文庫
宮野先生のぶっ飛んだキャラクター、大好きです。
キャラは一癖も二癖もある人ばかりだけど、王道な展開も多い印象。ルルルだもんね……王道展開、大好きです。特に「やらかした男が意趣返しされる」展開がめちゃくちゃ良かった。
気のせいかもしれないけど、2日で7冊読んだ気がする。さすがに気のせい……、だよね……。
先に『蟲愛づる姫君』シリーズを読んでいたので、幽霊夫妻は全然まともだなと思っちゃいました。『蟲愛づる姫君』を今回紹介しなかったのは、「これ、読んで!」と大っぴらに言えなかったから……。刺さる人には刺さるし、普通に面白いです。私は刺さりました。
小説編
『マリアビートル』伊坂幸太郎著/角川文庫
急にガッチガチ(?)のミステリーだけど、本当に面白いから読んでほしい。立場も年齢も違う複数の登場人物が一ヵ所に集う様子が本当にワクワクするから。
ちなみに前作を読むとより一層楽しめる。読んでなくてもOK!
そういえば映像化したようで。原作未読で映画を観た友人に「原作好きな人は見ない方がいいかも」と言われて逆に気になってしまっている。
『スロウハイツの神様 上下巻』辻村深月著/講談社文庫
もうね、最高だよ……。枕に涙を吸わせて干からびながらも読み続けてた。止まりません! 読了感が良すぎるんだ……。
辻村深月先生の伏線、めっちゃ好き。なんとなく「こうかな」って予想できるところもあるし、予想外の方向から殴られるところもある。丁度良い~!
『愛なき世界 上下巻』三浦しをん著/中公文庫
題名とは反して愛にあふれた世界の話。
藤丸くんが良い子すぎてめちゃくちゃ可愛い! 好き!! 隣にいてほしい!!! この本読んだら誰もが藤丸くんの虜になると思う。何がとは言わないけど、本村さん、予約しておいたらどう?
私も研究してた人間ではあるので、研究の様子、楽しめ……ました。結果出ないところとか頭痛がしてくるけど。やーねー! 思い出したくない!
『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田そのこ著/新潮文庫
なんだこの筆力は……と圧倒されます。連作短編集だけど、一話ごとに心臓潰されかける。息しづらい、生きづらい世界の海で、それでももがいて泳ぐ人たちの話。
『わたしの美しい庭』凪良ゆう著/ポプラ文庫
百音ちゃんがひたすら可愛い! と思いきや、読み進めるとわりとしんどい内容。
子どもは希望だなぁ、と感じる作品。百音ちゃんみたいに愛情たっぷり注がれて、たくさんの夢を持つ人間で溢れかえったらいいね。
◇
おすすめ本を選出するということは、選ばれなかった本たちもいるということで……。うっ 心苦しい……。
紹介してない小説たちも勿論面白かったです。今回は全人類に向けて紹介しているので仕方ない。基本的に萌えたやつを紹介しています。そういうのが好物な人間なので。
去年は多くの読書家さんに出会うことができて楽しかったです! ありがとうございました!
ただ、生活環境の変化があり、読書量が圧倒的に激減したのが残念。今年はたくさん読めるといいな!